One dozen single burners プリムス 2243編

うなじゅう

2024年08月30日 06:22

定点型キャンプでは、じっくりと調理する炭が好きだし、薪での焚火も楽しい。

長く燃焼させる場合には、経済的な液体燃料やCB缶の燃焼器具も使う。

MSRウィスパーライト、TRANGIA アルコールバーナー、SOTO ST-301も愛用している器具の仲間たちで、

これらについては、類似品は持たず、ほぼ一択で同じものを使い続けている。

ところが、丸みを帯びたガス缶自体が台座の役目を果たす、

OD缶タイプの燃焼器具については、たくさん集まってしまった。



小型で軽量、実質剛健、名前の由来通りのOutDoor用に作られている事に魅了されてしまうのだろう。

分離型ストーブやツインバーナーストーブよりも、直結型のシングルバーナーストーブ。

なかでも、定番品やロングセラーのものへの好奇心は尽きない。

OD缶のシングルバーナーストーブが好きなのは、世界中のあらゆる環境でも使う事が可能で、

なんなら手のひらに隠れてしまうくらい、小さなものまであるバリエーションの深さ。

精密な細工や構造にもかかわらず、なかなか壊れないことも、魅力を押し上げているのではないかとも思われる。

シンプルなその造りは、90年代には頂点に到達している感があり、

自然の中で、30年ほど前の道具を使い、いとも簡単に火が使える不思議な気分が心地よい。

小さな文明の利器は、iPhoneにも勝るとも劣らない道具だと思う。


寒冷地などの防災用具として、10年、20年前に試しに使っただけの程度の良いものが多々ある。

長いこと眠っていたであろう古いものを、一杯飲み屋の代わりに手に入れて、

何処へ連れて行こうかとイマジネーションを働かせながら、道具の手入れをしたりも、また楽しい。



双子のPRIMUS 2243

1985年の初代モデルから、現在までリニューアルを繰り返す超ロングセラー製品。

マイクロアジャスト機構になった1990年代初頭のウッドノブ&フォールディングバルブのタイプが最も人気があると思われる。

のですが、写真の2つのバーナーストーブは、80年代のマイクロアジャスト機構ではない製品。

とはいえ、火力の調整もそこそこ出来て、優秀です。

さて問題です。

2つのバーナーストーブの違いはなんでしょうか?


























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